中国料理教室
2011年11月23日(水)
 今回作る料理は、「生煎包」と「花生粥」と「中華風サラダ」を作りたいと思います。まず、「生煎包」ですが、これは皆様がよく知っておられる小籠包に似ているもので、蒸すのではなく、焼き餃子のように焼くものとなっています。
 次に「花生粥」ですが、「粥」は中国で健康に良いとされているお粥です。南北にかかわらず、中国の様々な地方でお粥は飲まれており、専門店も少なくありません。「花生粥」はその中の1種です。
 最後に、あわせてさっぱりとした「中華風サラダ」も作りたいと思います。

「生煎包」
(材料6人前)
・薄力小麦粉
・ドライイースト
・豚ひき肉
・長ネギ
・白菜(大)
・油揚げ
・生姜
・白ゴマ
・卵
700g×2
少々
600g
2本
四分の1
2枚
1/4
50g
2個
「花生粥」
・落花生(生)
・もち米
・片栗粉
150g
250g

20g
「中華風サラダ」
・春雨
・にんじん
・きくらげ
50g
2本
15g
「調味料」 (適量)
・塩、サラダ油、みりん、砂糖、醤油、酢
講師 侯 紅葉

発酵面をまず作ります。小麦粉(*卵2個、砂糖適量)をポールに入れ、 適量のドライイーストを加え、かき混ぜます。35度程度のぬるま湯を少しずつ加えていきながら、混ぜていき、固まりにして練ります。耳たぶより少し柔らかい程度が良いと思います。その後、少しぬれたタオルをかけ、寝かせます。 大きな鍋に多めに水を入れ、沸騰させます。その後、落花生を入れて煮ます。
再び沸騰したら、弱火に変えます落花生が
柔らかくなったら、もち米を入れて、強火にします。再び沸騰したら、弱火に変えてゆっくり煮ます。
生煎包の具を作ります。白菜、油揚げ、生姜、長ネギをみじん切りにして、それぞれ分けてポールに入れます。白菜に少量の塩を加えて揉み、しんなりさせ水分を取り出します。ひき肉をポールにいれ、適量のサラダ油、みりん、醤油、卵を加え、混ぜます。先ほど切った白菜、生姜、長ネギを入れ、適量の塩と砂糖を少し加え、混ぜます。 生地を作っていきます。発酵面を棒状の筒にし、これを適当な大きさに切り分けます。小麦粉100gで6個作るのが一般的です。
手のひらで切り分けた発酵面を軽く押しつぶし、中央を厚めに麺棒で伸ばします。 具を中に入れて包みます。
できた生煎包を焼きます。フライパンを熱し、サラダ油を少し加えます。中火にし、できた生煎包を乗せていきます。少し待ち、下のほうが少し黄色になったら、少し小麦粉を溶かした水をかけて、白ゴマを少しまぶします。その後、ふたを閉めます。10分ぐらい、あるいは水がなくなったら、完成です。 にんじんを千切りにし、少し塩をまぶし、ポールに移しておきます。春雨、きくらげを水に浸しておきます。にんじんを水で洗い、絞って水を抜きます。春雨ときくらげを温水で洗い、柔らかくなったら冷水で洗います。その後、水分を抜き、ポールに入れます。
サラダの材料を混ぜ合わせ、千切りの長ネギと塩を入れます。フライパンでサラダ油を熱し、高温になったサラダ油をサラダの材料にかけます。砂糖、酢、醤油、白ゴマを加え、混ぜて完成です。 お粥の茹で具合を確認し、水分が少なくなっているようでしたら、少し水を加えます。
おかゆ 生煎包と中華風サラダ