A第4回チャイナサロン

 梅雨空の62日(日)の昼下がりにチャイナサロンに集まったのは27名。米中貿易摩擦やファーウェイ紛争で注目され、世界を震撼させる一方の主役中国の現状を探るテーマ「エンジニアが見た中国の最新事情」に惹かれての参加でした。語ってくれたのは、大手自動車メーカーの現職エンジニアで10数年中国に駐在する山口文博さんです。 今や世界第2の経済大国であり、ハイテク技術でも世界の最先端を走り、AI研究では揺るぎない地位を占めています。そんな中国の実際をパワーポイントを駆使して紹介してくれました。

 中国の学生達の積極的な留学の姿勢や産業経済についての考察は、流石に現役ビジネスマンと思いました。同時にこの国は食の大国でもありました。日頃から市井の食堂や屋台に飛び込み、実に多彩な食事を楽しんでいます。何でも食べる印象のある彼の地で、口にするには勇気のいるものを試しています。この”鉄の胃”ぶりには驚きでした。

食べ物の多彩さは文化の多彩さであり、住民の生活の厚みと豊かさでもありそうです生活実感を知り理解し合うところに、交流と友好の意義があることを教えられました
若園 義彦