11回チャイナサロン
「私が日本と結んだ縁」 王 凱(当協会理事)
2025年6月22日 富士見市立鶴瀬西交流センター 1階 集会室
参加者21名 王 凱 氏は河南省(ホーナン・ショウ)で生まれて子供のころから
日本のアニメや日本の広告をテレビで見て日本に興味を持ち鄭州(テイシュウシ)の大学を卒業し、さらに大連の外国語大学で日本の文学や小説を学び芥川龍之介・江戸川乱歩・川端康成・夏目漱石など、また日本映画黒澤明監督「七人の侍」や小津安二郎監督「東京物語」、山田洋二監督「黄色いハンカチ」「男はつらいよ」シリーズ、山口百恵主演「伊豆の踊子」「絶唱」などもよく見たそうです。1969年手塚修の単行マンガ「鬼丸大将」を中国語訳にして出版もしたそうです。
大連の日本の有名な住宅会社で仕事に就き何度も日本に来たそうです。2009年に結婚されました、その後、世界情勢の危機を感じ35才の過渡期に一大決心をし大連のIT開発会社に転職して日本に来ました。日本に住んで感じた事は「日本の医療保険の充実」「日本の人は相手がどう思っているか考える人が多い」中国の人は自分の話すべき事を直に話す人が多い。今後。日本でやりたいことは、中国から日本に来たい人を日本に紹介したり関わっていきたい、中国の有名な方の史跡巡りをしたい。日本の名城を全て回りたい、戸建ての家に住み土地を借りて耕作をしたい、と話されました。参加者の方で「楽農の件、知合いの農家さんに話を進めましょうか」など座談会は大盛況で終わりました。
紫関会長の締めの挨拶で閉会しました。是非、次回チャイナサロンにも皆さん参加してください。
朝比奈久男
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